セブンルールに登場した若き江戸切子職人・三澤世奈さん。
彼女が手掛ける、独創的で素敵なグラスは注目を集め、ミシュランの名店やホテルなどでも使用されるように。
そんな三澤さんのプロフィールや作品の評判をご紹介いたします。
三澤世奈さんプロフィール
〈江戸切子職人 三澤世奈 の #セブンルール〉
1. 彫りながらデザインを決める
2. 親方の言葉はノートにまとめる
3. 試作の写真は1000枚撮る
4. 家ではずっとラジオを聴く
5. 週に1度ガラスを吹く
6. ネイルは切子に合わせる
7. 江戸切子に手書きの手紙を添える pic.twitter.com/tFYpfxlfrX— 7RULES (セブンルール) (@7rules_ktv) August 25, 2020
三澤 世奈(みさわ せな)
- 1989年、群馬県出身
- 明治大学商学部卒業
- 2014年、堀口切子 入社
- 2019年、自身のブランド「SENA MISAWA」立ち上げ
Instagramはこちら→三澤世奈instagram.
子供の頃から工作が好きだったという三澤さん。
江戸切子との出会いは大学在学中。
現在の親方である堀口徹氏の作品を見て感銘を受けたことがきっかけだそう。
「その時点で弟子入りを志願したのですが、タイミングが合わなくて。大学卒業後にネイル関連の会社に就職はしたのですが、諦めきれずにHPをチェックしていたら、ある日、小さな文字で書いてあった求人募集を見つけたんです」そうして再び門を叩いたところから、三澤さんの職人人生が始まった。
出典・https://erecipe.woman.excite.co.jp/article/Hanakotokyo_143314/?page=2
諦めずにアンテナをはっていたことで、チャンスを掴めたのですね。
柔らかで優しげな雰囲気ながら、ひたむきで情熱的な人柄が伺えますね。
現在約100名いる切子職人のうち、女性は15名ほどしかいないとか。
その中で自身のブランドも持ち、活躍されるというのはすごいことです。
「SENA MISAWA」ブランド
#Grey はなんともgreyです。#SENAMISAWA #WAPPA #三澤世奈 #堀口切子 #horiguchikiriko #edokiriko #kiriko #japanmade #glassarts #cutglass #craftsmanship #江戸切子 #切子 #伝統工芸 #工芸 #職人 #ガラス #お猪口 #ぐい呑 #sakecup #お誕生日祝い #還暦祝い #ギフト pic.twitter.com/i3Ijbz7UzB
— 江戸切子の堀口切子 (@horiguchikiriko) May 10, 2020
ブランドを出すことになったきっかけは、展覧会への出品。
江戸切子の展示会で、自分の純粋にやりたいことを取り入れた作品を出したそうです。
伝統的な色や柄ではなく、不透明な色やマットな質感を取り入れたものを出品。
すると、親方に認められ商品に取り入れることに。
友人らの評判もよく周囲の後押しもあり、29歳の若さでブランドを立ち上げた。
写真(上)のグレーのグラスもシンプルな形ながら、マットで絶妙な色や雰囲気が今っぽくて素敵ですね。
江戸切子の長い歴史と技術に恩恵を受ける者として、教わってきたことへの恩恵を感じ、後輩や弟子にはその技術を継承していくことを誓っているという三澤さん。
才色兼備で才能豊か、そして伝統を継承していこうという熱意もある三澤さんのご活躍、とても楽しみですね!
どこで購入できる?
オンラインショップ三澤世奈→「SENA MISAWA」
こちらでも購入可能→堀口切子オンラインショップ
江戸切子とは?
江戸切子とは江戸時代末期〜現在、江戸(東京)で生産されている切子加工をされたガラス製品の総称のこと。
1985年に東京都指定伝統工芸品に指定、また2002年には経済産業大臣指定伝統的工芸品として認定されている。
江戸時代後期、南蛮人が持ち込んだガラス製品に、切子細工を施したのが「江戸切子」のはじまりといわれる。
江戸切子には、主に二重構造になった「色被せガラス」が使われている。
銅や金などの金属をガラスに直接溶かし、色をまとわせたガラス。
職人が下絵をガラスに描き、カットし、磨いて完成させます。
伝統時な紋様には、不老長寿や魔除けなどの意味が込められているものも多く、縁起物や贈り物としても重宝されています。
ロックグラス ガラス 堀口切子
JAM HOME MADE ジャムホームメイド